相続遺言相談センターの
相続手続きに関するQ&A
横浜の方より遺言書に関するご相談
2024年08月05日
遺言書に記載のない財産がある場合どうすればよいのか司法書士の先生に教えていただきたいです。(横浜)
横浜に住む父が半月前に亡くなりました。私も横浜の実家近くに住んでおり、実家で遺品整理をしていると父が遺した遺言書を見つけました。検認を終え、遺言書の内容に沿って手続きを済ませようとしたところ、遺言書に記載のない財産があることが分かりました。横浜市外にある不動産で、父の祖父の代から受け継がれた不動産のようですが、活用していなかったため父も忘れていたのかもしれません。このように遺言書に記載のない財産が見つかった場合どのように扱えばよいのでしょうか。(横浜)
その他の財産の扱いに関する記載が遺言書になければ遺産分割協議を行います。
まずは、遺言書に“遺言書に記載のない遺産の相続方法”について記載がないか確認します。所有している財産が多い方の中にはこのように“記載のない財産の扱いの仕方”としてひとまとめにした書き方をしている方もいらっしゃいます。このような内容の記載があれば、その相続方法に従って相続します。“遺言書に記載のない遺産の相続方法”に関する記載がない場合、その財産について、相続人全員による遺産分割協議を行い、まとまった内容を遺産分割協議書にとりまとめます。遺産分割協議書の作成方法は、形式や書式、用紙などの規定はなく、手書きまたはパソコンで作成することもできます。相続人全員が分割内容に合意したら相続人全員の署名と、実印による押印をしてもらい、印鑑登録証明書を添付します。遺産分割協議書は相続する不動産の登記変更の際に必要となりますので作成するようにしましょう。
遺言書に記載のない財産がある場合、上記のような手続きをしなければなりません。遺言書は残される家族への生前対策として非常に有効な手段の一つです。内容に不備があったり、法的に無効な作成の仕方をしてしまうと、せっかくの遺言書が無駄になってしまいますので、遺言書を作成する際には専門家にご相談されることをおすすめいたします。
横浜にお住まいで遺言書の作成をご検討されている方は、相続遺言相談センターにお気軽にご相談ください。相続遺言相談センターは遺言書作成の専門家がご相談者に合った最善の遺言書の内容をご提案させていただきます。相続遺言相談センターでは生前対策から相続手続きまで幅広く横浜の皆様をサポートしておりますので、まずはお気軽にお問合せください。初回のご相談は完全無料となりますので、今のご状況をお聞かせください。