まず、除籍謄本について理解しましょう。
除籍とは、結婚や死亡、転籍によって、今記載されている戸籍から出ることを言います。
成人して、戸籍から抜けると自分ひとりの戸籍をつくることができます。
例えば、結婚して親の戸籍から抜けると、除籍になります。除籍されると、もともとの戸籍に記載されている名前に×印が付きます。
ご両親も亡くなり、全員がその戸籍から除籍されると、その戸籍は閉鎖といういことになります。
除籍謄本とは、この除籍が記されている戸籍のことを言います。
相続手続きの戸籍収集の際には、除籍されている相続人の除籍謄本を取る必要が出てきます。